Ver4.00に追加された機能及び修正
下記以外の新機能や改善なども行っています
Ver4.00から拡張子が 「SP4」 に変わりました。
・POWERSPデータファイルの拡張子が、Ver3までは「SP3」でしたが、Ver4のデータから「SP4」に変わりました。
 Ver3までとベース項目が大きく変わったためです。

・レイヤ数が増えました。
・ユーザー設定線種が使用可能になりました。
・Windowsフォントの文字間隔指定が可能になりました。
 「基本全般」
○Ver4ファイルサイズが、Ver3までのファイルサイズより、3割位小さくなりました。

○「DXF・DWG・データ読込み」変更項目
・ 設定ダイアログ及び項目が変わりました。
固定線色で読込まない(Ver3.04までの状態)設定を作成しました。
データの持っている線種で読込めるようにしました。
・ Ver3.05まではPOWERSPの18線種に変換して表示していましたが、「基本18線種+ユーザー線種」になります。
 文字等を含んだ特殊線種は対応外です。
・ レイアウト空間有無の設定をつけました。(必要のないレイアウト階層を出さない設定です)

○「DXF・DWGデータ保存」変更項目
・ 設定ダイアログ及び項目が変わりました。
・ 塗りつぶしを保存するようにしました。
・ ユーザー設定線種名称で保存できるようにしました。
・ OLEデータも保存できるようにしました。

○「BE-Bridgeデータ読込み」変更項目
・ BE-BridgeVer3に対応しました。
・ 縦管が表示されない場合があったのを修正しました。
・ 対応外フレキが大きく崩れたのを対応しました。(BE-BridgeVer3データのみ)
・ ダンパの種類が全てFREEになったのを修正しました。

○「BE-Bridgeデータ保存」変更項目
・ BE-BridgeVer3に対応しました。
・ BE-Bridge保存設定ダイアログに、バージョン設定の項目を追加しました。

○「JWWデータ読込み」を、JW最新バージョン6.0に対応しました。

○「PDF保存」をベクトルフォンでも保存できるようにしました。

○「範囲印刷」変更点
・印刷図面の縮尺を設定できるようにしました。今まで通り倍率指定もありますが、縮尺で指定することができます。
・「カラー印刷」と「モノクロ印刷」の切り替え項目を追加しました。(Ver3.05.03対応)

○「線種設定」で新規線種を作成できるようにしました。

○レイヤ数が200だったのを、256〜10,000まで自由に設定できるようにしました。
  レイヤ数が増えたことで、DXFやJWWのデータ読込み時、1つのレイヤに複数のレイヤが集まってしまう現象が解消されました。

○「レイヤ設定」のダイアログ及び仕様が変わりました。

○「レイヤ分割表示」変更項目
・ レイヤ設定内にあった「分割表示」を「表示」メニューに移動しました。
・ 「分割表示」にはいった時、図面枠位置の表示だったのを、現在のCAD画面と同じ位置を、表示するようにしました。
・ 複数レイヤを一括で「削除」できるようにしました。
・ 各変更の処理を速くしました。

○「レイヤ選択」ダイアログに、認識、無表示等の状態を表示するようにしました。

○「2点移動」「2点複写」の移動(複写)方法に「角度」を追加しました。

○新規コマンド「全体表示2」を作成しました。
・ 従来の「全体表示」は図面枠位置の表示ですが、「全体表示2」はデータの有る範囲を表示します。

○新規コマンド「距離確認2」を作成しました。
・ 従来の「距離確認」は2点間の距離表示でしたが、「距離確認2」は99点までの合計長を表示します。

○仮線の表示を入力順にかかわらず、一番下に表示するようにしました。

○図形を塗りつぶしで作成後、アンドゥの順番が変わってしまうのを修正しました。

○OLEデータ貼付け直後のアンドゥ処理が、2個前に戻るのを修正しました。(Ver3.05.03対応)

○大容量データの表示を速くしました。(Ver3.05.03対応)
移動・スクロール・縮尺変更等、データの表示に伴うコマンドを改良しましたので
大きなデータもストレス無く作図できます。
(データ量とPCのスペックやメモリ量との兼ね合いにもよります)

○作図バーの 上で、エリアの削除操作ができる様にしました。(Ver3.05.03対応)

○スタックコマンドの表示コマンド名に、メニュー記号をつけました。(Ver3.05.03対応)

○WindowsXPの設定を「タスクバーを自動的に隠す」で使用の場合、POWERSP使用時にマウスを近づけてもタスクバーが出てこないのを修正しました。(Ver3.05.03対応)

○1列に並べたアイコンが、再起動すると2列になってしまう場合が有るのを修正しました。
(Ver3.05.03対応)

 「汎用」

○「文字入力」変更項目
・ ベクトルフォントのみだった文字間隔を、全てのフォントに対応しました。
・ 枠内に入っている文字が、拡大比率により、実際の大きさと違って見えることがあったのを修正しました。
○「寸法線(連続)」で  の仕様を変更しました。
○「寸法線変更」にダイアログを表示し、削除、挿入などの操作を分かり易くしました。

 [拡張]

○「集計処理」変更項目。
・ ダクト番号名を対応させました。
・ サイズ表示や平米表示等の表示にバラつきがあったのを修正しました。
・ ダクト吊具の長さを表示するようにしました。
・ CSV保存で、保存されない項目があったのを修正しました。
○「データ要素操作(単独)」でデータ選択後、左側に出るオペレーションコマンドが1度操作すると消えてしまったのを、継続して操作できるようにしました。

 「建物」

○ 新規コマンド「建物部材階高修正」を作成しました。
POWERSPで作成した建物を、階高変更した時、FLに合わなくなった柱や壁を自動変更します。

○ 「部材入力」変更項目
・ 「対角指示壁」の断面図が表示されなかったのを修正しました。
・ 「タイル目地(3種類)」入力の指示方向が固定だったのを、どの方向からでも入力できるようにしました。
・ 部材入力ダイアログに、の切り替え設定を作成しました。(Ver3.05.03対応)
・ 部材の複数一括変更が正しくできないことがあったのを修正しました。(Ver3.05.03対応)

 [ダクト]

○ 「単独配置」「ルート入力」を断面エリアで操作後、左側に表示される操作コマンドの「削除」が、平面図に対応していながったのを、平面図も削除するようにしました。(配管も同じ)

○単独配置」変更項目
・ ユーザーが名称を付けて入力する「ユーザー定義機器(角)」を追加しました。拡張の「集計リスト」で入力名称での集計ができます。
・ フレキ部材に仮線でL寸を表示するようにしました。
・ 「断面Sカーブ分割@A」で褄サイズが変わると、2点目が入力した高さにならないのを修正しました。

○「フランジ調整」変更項目
・ 「パッキン挿入」を追加しました。直管間にパッキンを挿入して調整します。
・ 「移動(単独)」の対象部材が直管だけだったのを、継手も対応できるようにしました。
・ 「移動(接続)」で直管1本分を飲み込ませた時、L寸0の直管が入るのを修正しました。

○「フレキ変更」変更項目
・ 変更されたフレキ名称は「長尺フレキ」となります。
・ 直管+エルボ+直管の場合、Rが大きくなってしまうのを修正しました。

○新規コマンド「ダンパL寸変更」を作成しました。
・ 全ダンパ、又は種類毎にL寸の一括変更ができ、接続直管も伸縮します。

○新帳票「プレハブリスト2」用のデータ作成コマンド、「プレハブ抽出」を新規作成しました。

 [配 管]

○「単独配置」変更項目
TS継手に「TSフランジ」を作成しました。
・ 「単線記号」に表示文字を自由に設定できる「フリー」を追加しました。
・ 「スリーブ」にサイズ175Aを追加しました。

○「ルート入力」変更項目
・ 「ねじ込み継手・溶接継手」の、サドルでの入力不具合を修正しました。
・ 「MD継手」の立上下げ入力で、フランジの向きが違っているのを修正しました。
・ 「耐火二層管継手」の入力で、レジューサーが崩れるのを修正しました。
・ 「ねじ込み継手(圧力配管用)」のソケットが、サイズにより崩れることがあったのを修正しました。
「管端防食継手」で高さを変えたとき、エルボの断面図が崩れるのを修正しました。
(Ver3.05.03対応)

 [帳票出力]

○ダクトに「プレハブリスト2」を新規作成しました。
・ 従来のプレハブリストは、「1直管+1継手」のパターンでしたが、「プレハブリスト2」は、数の制限無く、同じプレハブ番号部材を組合わせ図として表示します。

○「製作伝票2」変更項目
・ 「製作伝票2設定」に、エルボの出口入口が同サイズの場合、サイズ表記を片側のみにする設定を追加しました。
・ 「製作伝票2設定」の「矩形部材設定」に「穴開部材」を追加しました。(Ver3.05.03対応)
穴あけ対象の直管・ボックス・チャンバーを、「製作伝票2」でも表示させるか否かの設定です。
・ Sカーブ(内角外角)が表示されなかったのを修正しました。
・ Be-bridgeデータをPOWERSP部材に変換しないと、Sカーブ等、表示されない部材があるのを修正しました。(Ver3.05.04対応)

○「表面積出力」変更項目
・ 計算されなかった部材「二方分岐(両曲R指定) 十字管(片R) 十字管(両直) T字管(片R) T字管(両直) ヒョットコ(R)」を対応しました。
・ Be-bridgeデータの「角度指定エルボ」が、同サイズでも表面積が異なって出る場合があったのを修正しました。(Ver3.05.04対応)

○ダクト「穴開け加工図」変更項目
・ 立管が認識されなかったのを修正しました。
・ ボックス・チャンバーで、表示条件以外のデータ(穴あけ部分が4箇所以上等)が有ると、表示がズレしまうのを修正しました。(Ver3.05.04対応)
・ 直管が斜めの場合、接触していない近くの部材を、接続部材として穴開け加工図に表示してしまうのを修正しました。(Ver3.05.04対応)

○「角ダクト消耗品リスト」変更項目
・ 共板工法でもフランジを表示していたのを削除しました。
・ 羽子板と羽子板エルボのサイズが違っていたのを修正しました。
・ パッキン部材を入力した時の、パッキン長が違っていたのを修正しました。


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